皆さん、こんにちは。
気まぐれで始めたマンション購入記もとうとう4回目まできました。
まだ物件を検討している段階なので全然ゴールまでたどり着く気配もありません。
ネタに困らなくて良いですけどね。
さて4回目の今日は分譲マンションを購入するならば新築が良いのか中古が良いのかを考えた話を書きます。
こればかりは時代の流れで答えは変わるのですが、私が購入を決めた時点での考えとなります。
新築マンションは高過ぎる
では今回は結論からはっきり書きましょう。
この記事を書いているのが2017年ですが、今の時代だと完全に中古マンションが正解です。
なぜならば新築マンションの値段が職人さんの人材不足で異常に高騰していて、完全にマンションの価値よりもはるかに高くなってしまっているからです。
値段と価値が釣り合っていた時代のマンションをお手頃価格で中古で購入しリフォームして快適に暮らすのが正解です。
中古マンションにもデメリットがある
となればこの記事はここで終わりだったのですが、中古マンションには当然避けて通れないデメリットがあります。
そのデメリットを許容できなかったので、私は結局割高の新築マンションを購入するに至りました。
では私が許容できなかった中古マンションのデメリットを紹介します。
- 好みの場所、好みの間取り、好みの価格の物件が自分にとって良いタイミングで登場してくれない
以上、たったこれだけです。
半年探しても好みの中古マンションは売りに出されなかった
半年近く探してみたのですが、結局ベストな物件は登場しませんでした。
そもそも売りに出されている中古マンション自体が少なすぎます。
週末だけで回るとして3週間程あれば全ての売りに出されている中古マンションを回れてしまうくらいしかありません。
これが東京とかならもう少し選択肢があったのかもしれませんが、あいにく私は愛知県の名古屋市ではない場所で家を探しているので。
私は分譲マンションを購入するならば早く購入したかったし、新しい家で子どもとできるだけ長く暮らしたかったので、中古マンションを探すのを諦めてしまいました。
新築マンションのデメリットを許容する
明らかに中古マンションの方が正解だと分かっているのに新築マンションを購入する。
なんだか意味不明な選択ですが、それなりに考えて私は選びました。
ですが、新築マンションのデメリットをある程度許容しなければ結局は破滅に向かってしまいます。
では新築マンションのデメリットである価格が高過ぎることを許容するにはどうしたら良いか?
私がたどり着いた答えは
- 新築マンションを購入しても生活が破綻しないことを念入りにシミュレーションする
- 生活が破綻しない範囲で資産価値の高いマンションを購入する
です。
ライフプランシミュレーションが大事
そもそも自分の稼ぎや家族構成でどれくらい住居にお金を使っても良いか分かっていますか?
普通は誰も分かっていません。
なんとなくお金を使っているのがほとんどですよね。
ですが明確にいくら使っても大丈夫か分かる手段があります。
それがライフプランシミュレーションです。
見たことがある人もいるかもしれませんがこんな感じのものです。
ライフプランシミュレーションで将来の生活の余裕度が見えてくる
ライフプランシミュレーションの何がすごいって、自分が今いくら稼いでいて将来的にどれくらいの昇給が望めるのか?
子供は将来何人まで欲しいか?
奥さんは働きに出る予定か?
住宅ローンを何年借りるか?
などなど細かい条件を入れていくだけで住居費にいくらつぎ込んだらどのくらいの生活ができるか、退職してからの人生も含めて視える化してくれることです。
リスクマネジメントも大事
もちろんシミュレーション通りに人生が進んでいくとは限りません。
前提が崩れてしまった場合はその前提にどれだけ近付くことができる策があるのか?
これも重要です。
要するに一手二手先まで常に予測して、最悪の事態も想定して構えをしておく。
そうすることで余裕のある生活を送るためにどれくらい住居費につぎ込んで良いかが分かるのです。
私は幸い自分でもそこそこ稼いでいるし、妻も子どもが1歳になったら職場に復帰する気満々なので、収入面では少しだけ有利な状況でした。
もし私が会社を辞める羽目になってしまっても、失業保険でいくら収入があってなども考え必要最低限の備えをすることでリスクを最小限に抑えられることも分かりました。
ライフプランシミュレーションはプロにお願いした方が良い
ライフプランシミュレーションはフリーのソフトがインターネットでダウンロードできるので自分でもできるのですが、プロにお願いした方が無難です。
出てきた結果を分析する能力が素人には足らないので、間違った結論を出してしまう恐れがあります。
プロと言っても色々いて、保険などの検討をしている人向けに営業のついでに無理で診断してくれる人もいれば、お金を払って純粋にシミュレーションだけしてくれる人もいます。
前者は無理なので敷居は低いですが、保険を売ろうと色々仕掛けてくる可能性もあるので、後者の方がお金はかかりますが信頼できると思います。
我が家の場合、なぜか妻がファイナンシャルプランナーの勉強を始めて自力でシミュレーションしてしまいました。
結局は自分で人生をコントロールすることが大事
ライフプランシミュレーションはあくまでシミュレーションにすぎません。
しかし大事なのは自分の理想の生活をするためのマネジメントであり、ある程度リスクをコントロールすることです。
リスクがコントロールさえできていればある程度不測の事態が起こっても挽回できるし、どうしようもなくなっても自分が許容したリスクなのだから諦めもつきます。
諦めたらそこで終了なんですがね(汗)
ライフプランシミュレーションのおかげで住居費にいくらつぎ込んで良いかが分かる
ライフプランシミュレーションで人生が破綻しない住居費の範囲が分かったので、その範囲で買えそうなできるだけ資産価値の高そうな新築マンションを探しました。
資産価値の高そうなとかぼやっとしていますが、これはのちの更新で語りたいと思います。
とにかく常に考えているのは、急な事態で家を手放さなくてはならなくなった場合でもすぐに、高く売れて人生の足枷になりにくい物件を探すことでした。
まとめ
私が物件を探していた2016年や今の2017年において新築マンションか?中古マンションか?の問いに対する明らかな正解は中古マンションです。
しかし新築マンションのデメリットを許容できるならば新築マンションも非常に魅力的です。
だって誰の手垢も付いていない最新の設備が整った家に住めるのですから。
こういうのに喜びを見出すのは日本人だけかもしれませんがね。
というわけで私はライフプランシミュレーションをした上で覚悟を決めて新築マンションを購入しました。
結局、子どもが生まれたのを契機に近所の新築マンション建設現場が気になって新居探しを始めてあれこれ悩んだ結果、新築マンションの購入に至りました。
何の因果か、面白い話ですね。
次回からはいよいよ新築マンションのモデルルーム見学から契約までを語りたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
マンション購入検討の際に私が参考にした本達です。