皆さんこんにちは、ナベ(@naoki_watanabe)です。
ここ最近iPad Proで使うための最高のキーボードを探して色々買ったり試したりしています。
記事も色々書きました。
どれも1万円以上する最高峰のキーボードですよね。
しかしですよ!?
最高峰の打鍵感を誇るBluetoothキーボードと言えば”アレ”、”アレ”をまだ試せていないんです。
そんなことでiPad Proで使う最高のキーボードを選んでしまって良いのか!?
いやいや、ダメでしょう!!
そのキーボードとはこのことです。
ジャジャ〜ン!

HHKB Professional BT!!
REALFORCEと同じ静電容量無接点方式のキーボードでありながら接続方式がBluetoothである唯一のキーボードです。
以前の記事でREALFORCEは打鍵感最高と言いましたが、REALFORCEにはBluetooth接続のものはないし重いしで持ち運んで出先で使うには適していません。
それでもなんとか静電容量無接点方式のキーボードを持ち運んで使いたい、そんな人のためにあるキーボードです。
今年に入って既にキーボードに35,000円くらいつぎ込んでいるのでもう何とでもなれ!と思ってHHKB Professional BT (以下HHKB BT)を勢いで購入してしまいました!
iPad Proで使ってみた感じを早速レビューしていきたいと思います。
良かった点をまとめると
- REALFORCEに負けず劣らずの最高の打鍵感!
- それでいて重量は約半分!
- Bluetooth接続なのはやっぱり便利!
- 名前に嘘偽りなし!文字を打っているだけで幸せになれる!!
- 公式のウッドパームレストもセットで使うと更に幸せになれる!
それでは早速ひとつずつ詳しく解説していきましょう。
1. REALFORCEに負けず劣らずの最高の打鍵感!
早速外観を見ていきましょう。

レトロっぽさもありながら右側の部分が少し特殊な配列になっていてコンパクトにまとまってカッコイイですね。
僕が買ったのは人気のUS配列ではなくJIS配列のものですが、JISキーボードなのにかなが印字されておらず、その印字自体も昇華印刷方式なんですね。
文字も消えにくいし見た目もカッコ良くなって良いですね!
で、肝心の打鍵感はと言うと…
めちゃくちゃ良いんです!
試しに何文字か文字を打っているだけで
ファ〜〜〜〜〜!!!!!
って感じ。
これは病みつきになります。
何を打つと言うわけではなく、もう適当でも良いのでずっと文字を打っていたくなる感じ。
REALFORCEの時と同じで意味もなく文字を打ち続けてしまいます。
REALFORCEとは少しだけ打鍵感が異なっていて、REALFORCEは正真正銘、打鍵音は”コトコト”もしくは”スコスコ”という感じに対して、HHKB BTは”カチャカチャ”って感じです。
少しうるさいと言ってしまえばアレですが、いかにもキーボードで文字を打っているという感じに浸れます。
これはこれで良いのではないでしょうか。
そしてエンターキーをターン!と勢いよく押したら脳汁が吹き出てきますね!!
これはあかん、禁断のキーボードです。
…文字を打ちながらラリっていてもう何を打っているのか分からない状態ですね。
すこし落ち着きます。
…ふぅ。
失礼いたしました。
とにかく言いたいのは打鍵感は最高峰、と言うことでした。
2. 最高の打鍵感を誇りながら重量はREALFORCEの約半分!
打鍵感最高!だけで言うならREALFORCEも負けていないんですよ。
アレも本当に良いものです。
しかし重量が1.1kgもある。
持ち運ぶにはすこしきつい重さです。
それに対してHHKB BTは電池を含まない状態でですが530g。
約半分。
打鍵感は同じ最高峰レベルで重量は約半分。
これは持ち運べる静電容量無接点方式キーボードと呼んでも過言ではない。
他にはない強烈な特徴です。
静電容量無接点方式のキーボードを持ち運ぼうと思ったら唯一の選択肢です。
持ち運びにとって軽さはやっぱり正義!
3. Bluetooth接続はやっぱり便利!
REALFORCEの記事でも書きましたが、iPad ProでREALFORCEを使おうと思うとUSB Type A to Cの変換アダプタを繋いでこんな感じで無理やり繋げなければいけません。
正直ダサいですよね…

Bluetooth接続ならば煩わしい線もないし見た目もスッキリ!
イイね!
このスッキリさを求めて自分は身の回りのものをBluetooth接続できるもので固めているくらい。
やっぱりBluetoothは神です!
イヤホンとかだったら弱点として遅延があります。
動画を見る場合音と映像がズレてしまうってやつですね。
常にとは言いませんがそう言う場合もあります。
しかしHHKB BTは遅延は問題ありません。
よっぽど高速で打ち続けたらどうなるかですが、そこまでできる人間はいないはず(笑)
既に2週間使用していますが、今のところ遅延が気になったことはありません。
接続がプチプチ切れるってこともありませんね。
ネットでも一部そんな声も聞きますが、それは環境の問題か、もしくはスリープの挙動をそう感じているだけ
かもしれません。
スリープ周りの挙動だけはいただけません。
それは後述します。
4. 名前に嘘偽りなし!文字を打っているだけで幸せになれる!!
正直僕は今とても幸せです。
文字を打っていて指に伝わってくる軽い衝撃。
耳に入ってくるカチャカチャという心地良い音。
キーボードのざらついているが優しさを感じる絶妙な肌触り。
全てが脳に幸せを運んでくれます。
HHKBとはHappy Hacking Keyboardの略。
名前に嘘偽りなし!
文字を打っているだけでとてもとても幸せになれます。
こんなキーボード他にあるのでしょうか???
僕は自分の体に触れるものは出来る限り触り心地の良いものにしたくてこだわりの物を揃えているのですが、このHHKB BTは間違いなくその中でも群を抜いて気持ちの良いものです。
キーボードは文字を入力するインターフェイスで仕事や趣味で文字を打つ人にとってとても大事なものだけど、それだけじゃなくてそれなりに長い時間体に触れるものだからできる限り良いものを揃えないとね。
そんな意味ではこのHHKB BTは間違いのない逸品です。
5. 公式のウッドパームレストもセットで使うと更に幸せになれる!
HHKB BTはボタンが背が高いし、傾斜も付いていてそのままだと手首が疲れてしまいがちです。
そこでほしいのがパームレスト。
手をそこの上に置いて無理な負担を軽減するためのものです。
そのパームレストが更にウッドパームレストだと尚更良し!
硬くて疲れそうなイメージがあるかもしれませんがそんなことはありません。
木って意外と柔らかいんです。
柔らかいと言ってもブニブニしているわけではなく、もちろんある程度しっかりしていてマクロ的に沈み込むようなことにはなりませんが、しなやかさがあると言うか、ミクロ的には変形して手首を支えてくれるんですね。
むしろ沈み込まないので余計に疲れない!
良いことづくめなんです。
だからパームレストは断然ウッドパームレストがオススメ!
そしてHHKB BTに合うウッドパームレストを探すならやっぱり公式サイトで販売しているものが良い。
これです、バード電子のウッドパームレスト。
https://www.pfu.fujitsu.com/direct/hhkb/hhkb-option/detail_palmrest_wal-3.html
これがとても良いんですよ!
まず何が良いって、HHKB BTに見事にマッチしたサイズ感なんです。
横幅がぴったりなのはもちろん、付属の滑り止めのゴムを付けなければいけませんが高さもピッタリになります。

まさに純正!このフィット感!!
木目調も自然で美しく、HHKB BTの美しさを更に引き立ててくれます。
会社のREALFORCEにはFILCOのウッドパームレストを使っていますが、HHKB BTには断然こちらがオススメです!
価格は税込4,320円と少しお値段張りますがね…
それだけの満足感は得られます。
ウッドパームレストも体に触れるものですから、HHKB BTだけでなくバード電子のウッドパームレストも加えることで更に幸せ度が増します!
“Happy”を”Hacking”されちゃいました!
今ではもうこの快感を毎日体験しないとダメな体になってしまいましたね。
そしてそれを味わいたいからブログを毎日コツコツ書いていけると言う。
良い循環なんです。
ブログに関わらず、仕事で使うにしても、仕事も楽しくなってしまいますよ!
6. スリープ周りの挙動にストレスが溜まる
さて良いことばかり書き過ぎても胡散臭くなってしまうのでここからは良くないところを書きます。
とは言っても書くのはひとつだけ、スリープ周りの挙動のことです。
HHKB BTは電池を長持ちさせるために30分以上キーボードを触らないとスリープするようになっているのですが、一旦スリープ状態になり、またキー入力された時の挙動がかなり嫌いです。
と言うのも、キーを入力してもはじめのうちは何も反応しません。
寝起きが悪い子供のような感じ。
実は裏では再起動の処理がかかっているのでしょうが、何も反応しない時間が少しあるので壊れたかな?通信障害かな?と考えてしまうわけです。
そしてしばらく経つとキー入力を受け付けてくれます。
この時のストレスと言ったらもう。
ベタ褒めしていたHHKB BTでもこれだけは許せません。
このスリープ機能をOFFにもできるのですが、今度は逆に接続する側の機器がスリープに入ってしまうと勝手にペアリングされた別の機器と接続されるようです。
この挙動も嫌なので、どうしようもありません。
やれるとしたらスリープはオフにせず、それでいてスリープに入らないように定期的にキーを押してやるくらいです。
ここだけはいただけない!
値段が約3万円もして高いとか、バッテリーではなく単3電池で駆動とか、軽いとは言っても重いとか、せっかくのJIS配列を買ってもiOSの挙動のせいでUS配列として認識されてしまう等、色々気にはなっても何とか我慢はできるのですが、スリープ周りの挙動だけはどうしても許容できません。
まとめ
以上HHKB BTを紹介してきましたが、静電容量無接点方式でBluetoot接続ができる唯一のキーボードの時点でオンリーワン、圧倒的な王者なのです。
少々不満があろうがこの快適さを知ってしまうと他のキーボードが使えなくなります。
僕はAppleのMagic Keyboardと両刀使いで上手くやっていくつもりでしたが、既にHHKB BTじゃないと我
慢できない体になりつつあって危険です。
HHKB BTは重たいのでできれば持ち運び時はMagic Keyboardで済ましたいのだけれど!
今回はiPad Pro用の外部キーボードとして紹介しましたが、別にMacでもWindowsでも使えます。
このキーボードひとつ持っているだけでiPhoneでもiPad ProでもMacでもWindowsでもAndroidでも、どんな環境でも快適な文字打ち生活が待っているんです!
文字打ちに拘りのある方には是非使っていただきたい逸品です。
もし少しでも気になる方はこの機会にどうでしょうか?
約3万円と、キーボードとしては高く感じるかもしれませんが、よく考えると5年間は使うとして1日たったの16円(トバログの受け売り)なので全然高くないのが分かっていただけるでしょうか?
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。